私は素組み派でプロポーション改修するセンスに欠けてるので 普段はこんな出来の悪そうなキット買いません。 しかしHOBBY JAPAN1月号の木村直貴氏の作例を見て購入を決定。 やっぱこの人技術もセンスもピカイチです。 フェイスパーツ失くして怒れてるうっかりさんだけど(クス) ↑俺も失くしました。切り離した覚えもない。おのれバンダイ。 |
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いきなりですがプロポーションを改修した状態 上でセンスという言葉を使っていますがどこをいじればいいかを見極めるのが一番重要になります。 今回はHJの作例を参考にしていますので仮組み無しで作りましたが本来は仮組みしてじっくり吟味するところです。 ポイントは 1肩幅の縮小 2腰の延長 3太ももの延長 4首の延長 この4つになります。実はこれだけで非常にかっこよくなる良キットではあるんですね、これ。 | |
噂になった無可動の腰からいきます。 腰が回らないとポーズが今ひとつ決まりませんのでパチ組でも必須工作でしょう。 オーライザーを背負う事を考えると横スイングのみの方が保持力的にベター。 デザイン的に前後スイングは一気に工作量が増えますしね。 やるけど とりあえずはぶった切ります。 |
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こういったデザインナイフの先を交換する板ノコで工作します。 ちょっと厚みがあるのでパチ組で工作するならエッチングノコを使うほうがいいかもしれません。 値段は高くなりますが。 |
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まっすぐ切るように注意しましょう。 私のようにあーらよっと何も考えず切るとこうなってあとで修正の手間が増えます。 |
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下部にぽっかり穴が開くのでプラ板でふさぎます。 まずは現物あわせで前後の幅の長さに合ったプラ版を切り出します。 後で粉パテで埋めるのでアバウトでかまいません。 まずは縦の幅を大まかに切り出して |
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次に横の幅を切り出します | |
ここでどこに軸を仕込むか決めます。 左右は分割ラインに合わせばいいですが前後の位置はよく考えましょう 私は普通にサイドスカート軸のラインに合わせました |
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あとはデザインナイフで削りながら形を合わせて行けばOK 見てのとおり全然ぴったりじゃありませんが・・・ |
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ニューガンダムでも多用したアルテコを使った粉パテでしっかり豪快に接着した後隙間も埋めます。 粉パテについてはこちら |
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上部に接続用のPCを埋め込むためのスペースを確保するために中のダボを取り除きます。 これは回転軸だけでなく前後スイングを可能にするためのものなので左右スイングだけなら不要の工作です。 |
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プラ板とコトブキヤのPCでこういったブロックを作ります PCは3ミリ。プラ板は1ミリを使っています。 2枚重ねてテンションをかけてます。 |
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穴の開いた小さなプラ板は切り出した後に穴をあけるとドリルのテンションで破損してしまいます。 ですから最初に穴を開けた後に切り出します。 |
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出来たブロックをこれまたアルテコ粉と瞬着でしっかり固定。 位置決めは慎重に。 凸凹した部分なので練り消しなどを使って位置決めしてがっちりいきましょう。 |
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完成した状態。 でも引き出しのスペースが確保できずほとんど前後スイング不可になってしまった。 とほほ。 |
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下部は強固な保持力を誇るイエローサブマリンの関節技をセッティング。 もちろん横スイングだけなら必要ありません。 |
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いずれにせよ腰可動は完成。 やはり腰が回るとポーズの幅が大幅に広がります。 |
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ちなみにこのポリブロックを組み合わせるだけでほとんどの可動工作が出来ます。 画像は全ての関節にPCを仕込んだ旧キット。 画像をクリックすると別ウィンドで拡大します。 |